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戸川安宣 (編集者) : ウィキペディア日本語版
戸川安宣 (編集者)[とがわ やすのぶ]

戸川 安宣(とがわ やすのぶ、1947年11月14日 - )は、日本の編集者東京創元社の元社長、元会長〔「本の雑誌」P.84-91「生涯一東京創元社-戸川安宣インタビュー」2013年8月号 〕。ミステリ評論家。ミステリ専門書店「TRICK+TRAP」元店主。日本推理作家協会本格ミステリ作家クラブ、SRの会会員。
== 経歴 ==
長野県出身。生家は備中庭瀬藩戸川氏の分家である帯江戸川家で、江戸時代には3000石の大身旗本だった。
1970年立教大学文学部史学科卒。大学在学中に立教ミステリ・クラブを創立〔。同クラブの顧問は、同大教授だった平井隆太郎江戸川乱歩の息子)であった。ミステリ・ファンクラブ「SRの会」〔SRの会ブログ 〕にも入り、東京創元社や早川書房に絶えず出入りしていた〔。
卒業後、取締役編集部長の厚木淳に誘われ、東京創元社に入社。編集部に配属され、一貫して編集畑を歩み、編集長、編集部長、社長、会長、特別顧問、相談役を経て、2012年12月に退職して編集部顧問となるが、現役時代と変わらず本を作っている〔。
入社当初は部が5人、実働4人だけで、創元推理文庫を担当したが、総合出版社時代の企画も残り、『バルザック全集』の月報だけを作成し、『現代社会科学叢書』、『ミュージック・ライブラリー』、「創元選書」など全てに関わる。編集長になり、自分の提案を出して当時翻訳ミステリ中心だった東京創元社で、日本探偵小説全集を企画。また1988年より『鮎川哲也と十三の謎』叢書で新人日本作家を集め、北村薫有栖川有栖宮部みゆきをデビューさせ、山口雅也を作家デビューさせた〔。その13冊目に1990年に「十三番目の椅子」の一般公募を行い、それを発展させ翌年鮎川哲也賞を創設した〔。講談社文芸図書第三出版部の編集者宇山日出臣とともに、日本の本格ミステリの発展につくしたとされ、2004年に第4回本格ミステリ大賞特別賞を受賞した(宇山と同時受賞)〔本格ミステリ作家クラブ会報 第14号 第16号 2013年9月19日閲覧〕。
当時日本で唯一と自称するミステリ専門書店「TRICK+TRAP」を2003年4月4日から2007年2月12日まで、店主として運営していた〔「TRICK+TRAP」ホームページ開店情報 Internet Archive 2013年8月23日閲覧、閉店挨拶 2013年8月23日閲覧〕。

抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)
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